読書の秋 [書評]
いやあ,読書の秋?というか,すっかり真冬みたいになってきましたが,ちょっとだけこの秋読んだ本を紹介します。
①『下流社会-新たな階層集団の出現』
三浦展さん著 光文社新書 780円
-寸評:「中流意識」とはもはや昔のはなし。フリーター,ニートはすでに400万人を突破。この先あがる見込みがない年収300万円で暮らす日本人の姿が浮き彫りに。
②『奇跡を起こした村の話』
吉岡忍さん著 ちくまフリマー新書 760円
-寸評:新潟は黒川村。豪雪と水害,人口過疎-生き残りをかけた村人と50年間その職にありつづけた村長の苦闘の記録。自立したまちづくりの知恵が満載。
③『さおだけ屋はなぜ潰れないのか-身近な疑問からはじめる会計学』
山田真哉さん著 光文社新書 700円
-寸評:ベッドタウンに高級フランス料理店の謎,在庫だらけの自然食品店,トップを逃して満足するギャンブラー,あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか?
公認会計士の著者が,身近な疑問から会計のからくりを読み解く。
案内ページにあるとおり,12月17日(土)にユニオン交流会あります。紹介した3冊はもう読まないので,交流会に来られる人だれかもらってください。最近家の書棚がいっぱいになってきたので。
みなさんも,おすすめの本あれば紹介してみてください。
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